中野市の谷厳寺さまで紫陽花を眺めて、たかやしろ見晴らし街道を時々ブドウ畑の灌水を浴びながら飯山市へ。
谷厳寺さまのある赤岩は今の行政区分は中野市だけど江戸時代は飯山藩領で飯山市は近いのだ。
目指すは飯山市美術館。
「冬耳 この惑星のうつわ」開催中。
会期は6月7日~8月31日。
冬耳(1976~)京都府生まれ。龍谷大学経済学部卒業。大阪美術専門学校美術工芸学科絵画専攻卒業。2002年より「冬耳」として作家活動を始める。
2021年に野沢温泉村のげんたろう屋の壁画を手がけたことをきっかけに2023年に飯山市へ移住。
冬耳は、日々の中で目にする様々な造形から着想を得て、抽象と具象を横断するような不思議なフォルムと、時には過激ともいえる鮮烈な色彩で構成された絵画を描いている。
冬耳はVOCA展2011にも出品している画家だが東京ではなく飯山で暮らすことを選択した。
自然の大きな流れに身を置くことで自然の壮大かつ繊細な循環を感じとり、人類ゆえに持ち得た価値観やっ想像力の豊かさ・力強さを表現しようとしている。
活動を始めた頃の初期の作品から始まる。
今現在の作品は、立体的ドローイングとでもいうのだろうか。
自分の平面作品を凝縮していったらこうなったという。
このドローイングを広げていけばそこに平面作品が現れるということにもなる。
面白いな。
これから冬耳は飯山でどんな風に展開していくのだろう。
楽しみだ。
これだから飯山市美術館の企画展のチェックは怠れない。
美術館から近いお店を教えてもらって、昼飯は「ワレもこウ」さんにした。
喉がカラカラだったからまずは自家製ジンジャーエールをお願いした。
写真撮ることなんかコロリと忘れた美味さだった。
和牛ハンバーグ定食。
お!
ご飯茶碗に金継ぎが施してあるじゃん!!!
オーナーシェフ氏の作品。
彼女の料理センスは抜群。
そして器に対する愛。
本日もおいしゅうございましたと心でつぶやきながら、中野飯山方面のランチはこれからはこの店だと決めたのであった。
さて。
今日はサクランボとカエデを持って長野から家へ帰ってきた。
サクランボを冷蔵庫で少し冷やしながらカエデを植木鉢に移した。
今日の月は上弦。